2012年1月27日金曜日

あと少し

先程、引越の荷物を運びに行ったら、ここまで進んでいました。

短納期でご無理ばかり言っていますが、プロによる仕事は早く正確で無駄がありません。さすがです。

キッチンが渋い…



あの洗面台もバッチリです!


キッチンは業務用の厨房機器で揃えてもらいました。
システムキッチンに比べると機能とデザインも金額的にも無駄が無く、なんと言っても使い手側の自由度が違います。

サイズを間違え心配だった洗面台も取り付けてもらうと、意外と大き過ぎるとは感じず、かなり調子が良さそうです。
子ども3人が同時に歯磨き出来そうですし、使い勝手が良さそうです!
ついこの間までサイズ発注ミスで落ち込んでいた者が言うのも…ですが、このTOTO SK6 はお薦めです。




そして、あまり人様にお見せする場所ではありませんが、

ついに我が家にも洋式が!


洋式です。
これは普通かもしれませんが、私どもの今までの住まいでは和式(天井近くのタンクからヒモを引っ張って流すタイプ)だったので、洋式は外出先でしか見ませんでした。
こんなものが自分の家にあるということに恥ずかしながら感動しました。

おんぼろ借家


新居への引越しまで、残すところあと3日余りとなりました。
長年暮らしてきたこの借家ともついにお別れです。

長年住まわせていただいた木造一戸建てのこの借家は、私の年令と同じく築37年です。
同じ年でも私はまだ健康に生きていますが、躯体のメンテナンスが全くされていないこの家の痛み具合はかなりのものです。
建て方や使い方にもよるとは思いますが、木造住宅の寿命の短さを感じずにはいられません。

入居時の室内は、とても住まいとは言い難く、まるで廃墟のようでした。
わざわざそんな家を借り、大家さんにはほぼ無断で、友人や互いの両親までもを駆り出し、全ての部分を塗装&補修しました。
1階の居間に至っては畳の代わりにSPFの板を釘で打ち付けフローリングのようにしてしまっています。
賃貸物件退去時の鉄則?でもある原状回復なんて到底無理な話です…。

3日後に不動産屋さん立ち会いのもと明け渡しの室内調査が行われますが、果たして入居以前の面影を残さないこの室内を見てどういう判断が下されるのでしょうか。
どんな顔をして不動産屋さんに会えばいいのやら…。恐ろしいです。

そんなおんぼろ借家は、洗濯機が家の外にしか置けなかったり、二階の荷物を移動すると家が歪んだり、キッチンがワンルームマンション並みの狭さだったり、冬は室内でも吐く息が白かったり、洗面・脱衣所が無かったり…と。

現代の住環境とはかけ離れた住まいでしたが、幸いにもここで子どもが誕生し、すくすく育ち、皆健康で、近くに住むいつもの友人、時には遠方からも沢山の人が訪れてくれ、いつも賑やかに生活を営むことができました。

この家と皆さまにはとてもお世話になりました。

今後ともよろしくお願いします。







2012年1月23日月曜日

1階リビング

早くも1月の終わりが見えてきましたが、我が家の完成は全然見えてきません。

耐震改修工事は先週に終わり、本格的に内装が始まりつつあります。
台所、トイレ、洗面の壁面モルタル塗りと、リビングの床板張りが同時進行しています。

リビングの床は、2階洋室と同様に足場板を。
ここは大工さんに施工をお願いしています。
2階洋室は5mmの厚さでしたが、リビングには強度があった方がいいのかなと、15mmの厚さにしました。
15mm厚の板は反りや曲がりが結構目立ちます。そんな板を相手に大工さんは大変困った様子です。
普通のフローリングならこんな苦労もないだろうなと思いつつも、気づけば部屋の半分程が張られつつありました。

私:明日には張り終わりま…
大工さん:無理。(即答)
大工さん:いつからここに住むの?
私:一週間後には。
大工さん:……。



2012年1月19日木曜日

身長計をつくろう

ここ最近の休日は改修作業&引越準備のため、子どもたちをどこにも遊びに連れて行っていってなく、彼女たちは退屈そうです。

そこで、退屈しのぎに、身長計(壁にとりつける定規みたいなもの)を子どもたちと一緒に作ってみようかと思います。
漆喰を使っている時、触りたそうだったので泥遊びのように材料の板に手で漆喰を塗ってみることにしました。

ゴム手袋をして準備万端!



意外と集中して楽しそうにやっています。

せっせと…


せっせと…

長女はそれなりに出来ていますが、次女はノリで参加しただけな感じで飽きやすく、三女は何のことだか理解していないので、長女がきれいに塗った所を全て削ぎ落としていく…。
そしてまた始めから塗り直す。の繰り返しで…。


想像以上にひどい有り様。


無惨な状態に…

結局は三者三様で力を合わせることもなく、作るどころか、ただ思う存分に散らかし去っていきました。
その後、この部屋に戻ってくることはありませんでした。泣

でも、少しはストレス解消になったかな…。


完成へ


2012年1月15日日曜日

洋室完成




注)どうしてもレコード箱がお洒落に見えてしまいますがそういうつもりじゃないです。

床を張り、仕上げにオイルを塗って、これにてひとまず終了です!
完成と同時に大量の荷物置き場となり、ちゃんと写真を撮れませんでした。


この洋室(4畳半ほど)の改修にかかった費用をまとめます。

杉足場板 [鉄サビなめらか]
910×180×5mm 20枚入/セット(3.276平米)
¥12,400×3=¥37,200

厚手両面テープ ¥525×8巻
¥4,200

合板(1820×910mm×2,5mm)
¥498×6=¥2,988

水性屋内カベ・浴室用7L×1
¥5,800

ワトコオイル(200ml)×1
¥988

合計 ¥51,176(細かな雑費は除く)
でした。

それなりに安くできるのもメリットですが、自分たちで施工したので、この先、何か不備があれば自分たちでまた好きなように直せます。
いつかその時が来るのが楽しみでもあり、それが一番のメリットなのかなと思います。

nagaregi



告知です。

nagaregi

dj
KINKA(ACCA / Key Of Knowledge)
ishige
yat

water grass
imomarket
http://imomarket.ocnk.net/

2012.01.20 fri 
23:00 open

fee 1,500yen with 1d
at out record
http://www.outrecord.com/

本年1発目のdjさせてもらいます。
こんな時だからこそ気合い入れて臨みます。
よろしくどうぞ。

洋室の床張り

2階洋室の床を張り替えます。
合板のフローリングが経年劣化で痛み、所々剥がれて浮いてしまっている所が。


カーペットを敷いたりしてごまかそうとしましたが、せっかくなので何とかします。
選んだ床材は、工事現場で使われる足場板を使用することに。
足場板と言えばお馴染みのWOOD PROさんの製品ですね。
使用した床材は5mm厚の杉板なので施工しやすく、工作感覚で張ることができそうです。
両面テープで貼付けていきますので、接着しやすいように念の為に、まず床一面に2.5mm厚のベニヤ板を床の上に張ります。


得意そうな様子ですが、不器用なただの素人です。

ベニヤ材は近所のホームセンターで調達し、その場で寸法を提示しカットしてもらいました。
その時のカット代は全部で60円という安さ!
作業時間も短縮されあっという間に床板を張り始めます。

床板は【T-5C-180-鉄サビなめらか】杉足場板(古材風)という商品です。
表面は商品名の通りになめらかで、今回注文した中ではHPの注意書きにあるような反りや、割れ、ささくれなど施工に支障をきたすような板は入ってなく、思ったよりきれいだなという印象でした。
我が家には小さな子どもが居ますが全く心配はなさそうです。

まずは仮並べし全面に敷き詰めていきます。
仮並べが終わって一旦昼食をとりに自宅へ戻り、2時間ほど経ってから戻ると、日の当たる所の板がこんなにも反っていました。


日当りの良い場所は反っていた。

この現象は承知済みでしたので、そのまま気にすることなく作業開始です。


両端に両面テープを


子どもも手伝えます。

張り終えたところで反って浮き上がらないように、引越ついでにレコードが入った段ボール箱で重しをして本日は終了!


ちょうどいい重しに。

その後の様子


2012年1月14日土曜日

1月の現状

ようやくこの休みにその後の漆喰壁の様子を見にいけましたが、二度塗りでアクは止まったようで、真っ白な壁のままで落ち着いていました。
良かったぁ。と、
ほっと一息しつつ、次の作業にとりかかります。

次は、同じく和室の天井の塗り替えと、先日壁面を塗り替えた洋室の床張りです。

着々と進んでいるかのように思えますが、1階のLDKは耐震補強工事の真っ最中です。






このように、ほぼ骨組み状態です。
こんな状態ですが、1月中に現在住んでいる借家を明け渡し、
ここに引っ越さなければなりません。

過ぎていく時間が濃過ぎる1月の現状です。

2012年1月11日水曜日

壁にアクが…

明くる日、仕事に行っても壁の仕上がりが気になって仕方が無く、朝一番で妻に様子を見に行ってもらうと、
「なんか、壁が黄色いよ。でもこれはこれでいいんじゃないの?」
との知らせが…。

まだ乾ききってないのかな、と思いつつ休みに様子を見に行きました。
なんじゃこれ…、黄色いシミのような感じでまだら模様になってる…。

アクが出てきたようです。

塗ったばかりの壁とは思えない。

下地材を塗ったのにな…、と気になって調べたところ、塗ったミネラル下地材にはアクを止める効果がないようで、 それを塗る前にアク止めシーラーを塗らなければいけないようでした。
下地材の下にさらに下地材を塗るという発想が全くなく、調べればすぐに分かることを完全にスルーし、調子に乗って上機嫌で塗っていた頃の自分の姿を思い返すと腹が立ってきます。
一度塗りで仕上げようとするのがそもそもの間違いでしょうか?

ブツブツ言いつつ、一番アクが出た面を二度塗り開始です。


二度塗りの翌日

再び真っ白な壁になりました、が、その後の経過を見れていないのでどうなっていることやら…。※その後

和室(漆喰 一度塗り)


初めのうちは漆喰を上手くコテですくえず、何度もボタボタと床に落としましたが、しばらく経つとコツをつかんできて、意外とできるかも~と調子に乗ってどんどん塗り進めます。

この作業はペンキ塗りよりはるかに楽しいです。

一面を塗り上げたところで、二度塗りで仕上げをしてみます。
仕上げ用コテの片側が下敷きのようにしなって、力加減が一定になるので表面をならしやすい!






想像以上にきれいな仕上がりになりました。(※素人目線です)



つるつる



これさえあればセット…、見た目とは裏腹に十分使えます。

ちょっと慎重にやり過ぎたので、もう少しラフな仕上がりをイメージしながら塗り続け、2人がかりで半日以上かけてほぼ全面を塗り終えました。



こんな感じで


6畳の砂壁をカルクウォール1缶で(骨材0.5、25kg入り)一部、二度塗りをしましたが、一度塗りでちょうど使い切る量でした。
初めての漆喰塗りで比較対象が無いのでうまく評価できませんが、全くの初心者でも誰かに教わることもなく塗れたので、かなり使いやすい漆喰材でした。出来上がりも質感も満足です!



2012年1月10日火曜日

和室(漆喰塗りスタート)

ようやく漆喰塗りのスタートです。


このカルクウォールは素人にも簡単に施工できるとのことですが、果たして本当にできるのでしょうか?
蓋を開けてみると、水分と石灰などが分離しています。
攪拌機など持っていないので、とりあえず自宅にあった靴べらでひたすらかき混ぜます。






頑張って混ぜること20分程で全体が馴染み、だんだんとクリーム状になってきたようです。






この作業の前日、コテとコテ台を用意していないことに気づき急いでホームセンターへ。
左官コーナーへ行き、物色。
職人仕様なコテが並ぶ中で堂々と異彩を放つ商品が目に止まりました…。


「これさえあればセット」





塗付け用コテ、仕上げ用コテとコテ台のセットです。

何年代なのかが分からないパッケージのイラスト…、製品はプラスチック製でオモチャみたいな見た目ですが、598円という手っ取り早い値段につられ、漆喰用ではなさそうですが、とりあえず購入…。

そして、いざスタート!






2012年1月9日月曜日

和室(漆喰塗りの準備 その2)


本日は漆喰塗りの前に専用の下地材を塗ります。
今回使用する漆喰はSWISS WALLの「カルクウォール」という、スイスの地層から産出したといわれる石灰を主原料とした天然成分の漆喰塗材を使います。
漆喰でも色々と種類がある中、私ども素人には調合不要な製品が前提ですし、この製品に対する良い評判と、納得できる価格で入手できたこともありこれを選びました。

その専用下地としてミネラル下地材というものがあり、まずこれをローラーで塗っていきます。ペンキみたいにドロっとしてなくて、さらさらとした液状に近いので、微妙に凸凹がある砂壁には予想外に塗りにくく6畳の壁面を5時間程かかって塗り終えました。






少し乾き始めたところを触ってみると粒子が固まりザラザラとしていて、かなり目の粗い布ヤスリのような質感になっていました。




ムラムラだけど…。こんな塗り方で良いのか分かりませんが、とりあえず終了!

これでいよいよ、漆喰塗りにとりかかります。

2012年1月7日土曜日

和室(漆喰塗りの準備)



洋室のペンキ塗りは一段落し、次は和室の壁面へと移ります。

和室の壁は昔ながらの砂壁です。
現状は、少しでも体や手が触れたりすると表面の砂が勢いよくザザーっと剥がれ落ちてきます。



ザ・和室。



日当りは良好です。



室内で暴れ回る子どもたちを横目に、この砂壁をこのままの状態で放っておくと…。
想像するとゾッとします。
ということで漆喰を塗ることにしました。

漆喰塗りに向けて、今回はしっかりと養生をすることと、それに加え下地の処理から始めます。
マスキングを丁寧に施して、壁に開いた穴や深い傷をパテで埋め、表面が平になるよう補修していきます。






こうして作業をしながら砂壁をずっと見ていると、砂壁って物をぶつけるとすぐ傷が付くし、触れると砂が落ちてくるし…など、ここまで今と昔のライフスタイルの違いを感じさせる素材は他にないような気がしてきました。築30年も経っていれば仕方ないんでしょうが…
今では良いところが無いような素材に思えますが、少し昔の生活では、きっと今よりももっと家を大事に使っていたんでしょうね。

そんなことを思いつつ、ひととおりマスキング&パテ埋め終了。
そしてパテを乾燥させるため1日放置。

そして翌日は下地材を塗ります。
漆喰塗りまであと少し!


2012年1月3日火曜日

洋室の仕上げ

マスキングの失敗の修正が面倒になり、塗らずに残そうと思っていたはずの窓枠や巾木、廻り縁は壁と同じく白で塗ってしまうことにしました。



 塗り終え、全てが真っ白になると、天井ボードと接する回り縁との隙間が結構目立ちます。



そんな時、ホームセンターで目に止まった「かべシール」。


こんなものは今まで使ったことがなく、パッケージに「屋内かべのすき間充てんや…」と書いてあったので使い方はよく分からずとも、すがる気持ちで購入。

隙間のある場所にかべシールをチューブから押し出しちょんちょんと塗りつけ、指でスーっとなぞってみると。

ちょんちょんと



指でなぞるときれいに埋まる!

いとも簡単に隙間を埋めることができました。
とても使い易くてきれいに仕上がる「かべシール」すごいです。




そんなこんなで、失敗が多々ありつつも、なんとか納得できる仕上げができたのでこの部屋の壁面はこれで一応終了です。

次は同じく2階にある和室の改修です。
この部屋の壁面は初めての漆喰塗りに挑戦します。
ペンキ塗りでの失敗を活しつつ。
どうなることやら…。


2012年1月2日月曜日

段取り八分

さて、養生も終えようやく一番楽しいペンキ塗りが始まりました。
壁面、天井、ドアとくまなく白のペンキで塗っていきます。
隅などの細かい所のハケ担当と、広い所のコロコロ担当に分かれ効率よく
作業を進めます。



やっぱり楽しいです。最初は…。
しばらく作業をすすめるうちに、意外と手を焼いたのはこの溝のある
プリント合板でした。
コロコロでは溝にまでペンキが入らず、



結局、溝は一筋一筋ハケで塗ることに。



何とか塗り上げ、そしてマスキングテープを外してみると…。
しっかりやっているつもりでも何故だかこうなります。

剥がれたりとか…
にじんだりとか…

早く塗りたい、早く仕上がりが見たいばかりに段取り八分のはずが、段取り二分、
仕上げ八分と逆転してしまう見事な素人仕事となりました。
マスキングの難しさを思い知らせられつつも、そんな上手くいかないことも
楽しみのひとつとして、仕上げを丁寧に頑張ります。
今日はここまでで終了!


2階洋室のペンキ塗り

庭の草刈りや蛇口磨きなど掃除ばかりしていましたが、いよいよDIYっぽい作業が
始まりました。
2階にある6畳の洋室のペンキ塗りに着手します。
現在はこのように随分とやつれた状態です。


とりあえず養生スタート!


この作業は地味に時間がかかります。
早く塗りたい…。