2012年1月7日土曜日

和室(漆喰塗りの準備)



洋室のペンキ塗りは一段落し、次は和室の壁面へと移ります。

和室の壁は昔ながらの砂壁です。
現状は、少しでも体や手が触れたりすると表面の砂が勢いよくザザーっと剥がれ落ちてきます。



ザ・和室。



日当りは良好です。



室内で暴れ回る子どもたちを横目に、この砂壁をこのままの状態で放っておくと…。
想像するとゾッとします。
ということで漆喰を塗ることにしました。

漆喰塗りに向けて、今回はしっかりと養生をすることと、それに加え下地の処理から始めます。
マスキングを丁寧に施して、壁に開いた穴や深い傷をパテで埋め、表面が平になるよう補修していきます。






こうして作業をしながら砂壁をずっと見ていると、砂壁って物をぶつけるとすぐ傷が付くし、触れると砂が落ちてくるし…など、ここまで今と昔のライフスタイルの違いを感じさせる素材は他にないような気がしてきました。築30年も経っていれば仕方ないんでしょうが…
今では良いところが無いような素材に思えますが、少し昔の生活では、きっと今よりももっと家を大事に使っていたんでしょうね。

そんなことを思いつつ、ひととおりマスキング&パテ埋め終了。
そしてパテを乾燥させるため1日放置。

そして翌日は下地材を塗ります。
漆喰塗りまであと少し!


0 件のコメント:

コメントを投稿