2013年6月30日日曜日

自主的計画停電 終了



予定通り自主的計画停電を実行してみました。
子どもたちはいつもと違うことが始まるということで朝から上機嫌。
朝目覚めると先に起きていた子どもたちがスイッチがあるところに張り紙を…。



でんきつけない



洗濯は洗濯機を使う予定でしたが手洗いに変更。
妻と長女が洗濯開始。

こういう時にTOTO SK6の大きさが本領発揮。ゆったりスペースがこんなところで大変役に立ちました。



洗濯も余裕なSK6



その間に私は小型ロケットストーブで朝ご飯の支度を開始。

小枝に着火しフライパンの上でトーストを焼いてみます。



準備バッチリ



あっという間に焼けました。
ロケットストーブは使用できるまでの起動が速いのでこんな時に便利です。



こんがり



朝食を済ませ、私はのんきに小一時間程サイクリングに出掛けました。
そして帰宅後にすぐさまお昼ご飯の準備。

ガスが使えないと常に火の番をしなければなりません。
今度は七輪を使います。
まずはゆでたまごを。



ゆでたまご



お昼ご飯は…。






冷やし中華です。



沸騰してる?



湧かしたお湯に麺を投入。
その間にゆでたまごをチェックするとずいぶん美味しそうな仕上がりに!
期待が高まります。



美味しそう



麺が茹であがり?完成です!






うーん…。
お湯の温度が上がらず麺の茹で加減がやっぱり微妙でしたが、まあまあおいしくいただける範囲内でした。


のんびり過ごしていると、夕飯の準備になります。
夕飯は七輪で色々と焼くことに。
今度はロケットストーブで湯を沸かしトウモロコシを茹でます。



フツフツしてます



明るいうちにお風呂に入り、夕涼みしながら夕飯のスタート。
涼しくて気持ちが良く贅沢な時間でした。

日が落ちるまで色々と焼きながらいただき…。



豚肉とにんにくの芽の炒め物



茹でたとうもろこし



〆のししゃも



日が落ちると同時に夕飯終了。
そしてリビング、トイレ、台所に洗面と各所にろうそくを置いて過ごし、22時頃就寝。



zzz〜



と、ざっくりとこんな感じの一日となりましたが、思いのほか普通だったかなと思いました。
というのも、お隣さんや街灯の明かりが漏れたりで真っ暗という程でもなかったり、この日は涼しくて過ごしやすい気温で、七輪なども普段から使用していたりするのでそのせいかもしれません。お風呂も入りましたし。
それでも火起こし〜湯沸かしなど食事の準備には時間がかかります。しかし確実にゆったりと過ぎていく時間は感じましたし、便利な道具に頼らないから無駄な時間が生まれないことも感じました。
子どもたちも電気とガスの存在を身をもって楽しみながら体験したことなどは良かったのかもしれません。

それと前日の夜から携帯電話の電源を切っていましたが、何だか解放されたような気分になって、上手く言えませんが普段存在している携帯電話というものの違和感を凄く感じました。
いつもお世話になっているくせに、ですが。

災害時で停電した時の大変な状況は想像できませんでしたが、簡単にでもやってみて良かったなと思える時間が過ごせました。



*
*
オマケ

翌朝
起きてリビングへ行くと。



そこには当たり前の日常が



やっぱりこうなりますよね。笑

昨日は張り紙してたのに…。
気持ちの切り換えが早くてビックリ。


2013年6月28日金曜日

自主的計画停電の日



先日の「この会」が終わったとたんに謎の疲労感に襲われ生産性の無い日々を過ごしている今日この頃ですが、嫌な疲れを引きずりながらも、明日は以前からやってみたかった「電気を使わない日」を設けてみることにします。
明日土曜日の朝から日曜日の朝まで丸一日電気とガスを使わないことに決めました。

と言っても、中途半端ですがブレーカーは落としませんのでお風呂、洗濯だけは使用することにしますが。

これによって特に意識改革など求めているわけではありませんが、震災以降、私の住む地域では停電など経験していませんし、子どもたちも一緒に我が家の当たり前の生活が当たり前でなくなったらどんなことになるのかという実験です。


朝起きたら、ロケットストーブでパンを焼こうか…、昼ご飯と夜ご飯は七輪で…、明るいうちにお風呂に入り、暗くなったらろうそくの明かりで…といった感じで過ごしてみようと考えています。

普段なくてはならないPCや携帯も使いません。


そろそろ寝ますので自主的計画停電スタートします。

それでは…zzz






2013年6月25日火曜日

この会 第四足「みょ〜に気になる妙興寺」編 終了!②



お次は一宮市博物館内を学芸員の方よりご案内していただきました、が、案の定妙興寺で詰め込んだ情報量により脳内がオーバーフロー気味でしたのでまた改めてゆっくり行きたいと思います。



思い思いに見学



思い思いに



ガールハントを生き甲斐とする会長は矢じりコーナに食いつく。
やっぱり狩猟系だな、と納得。



思い思いに…


狩りに行きたいけど織り機を眺める



博物館は展示物の入れ替えなどもあって細かく楽しめました。


これにて午前の部終了。
ここで一旦解散。午後の部参加組は昼食へ。
皆さまお疲れさまでした。ありがとうございました。


*
*
そして午後の部は博物館内の茶室にて6名でスタート。

13時〜16時半と長丁場。
お酒を飲まずして長時間人と話すことなんて滅多にあることではありません。
まずは自己紹介、初めましての方、面識はあっても詳しく知らなかったりするので新鮮で面白い。

そして会長が口火を切りそれに続いてそれぞれの仕事やライフスタイル、モノづくりに対する思いやらについて話し合う。
それぞれ分野は違えど作り手としての話を聞くことはとても興味深く刺激になりました。
無理して話を合わせるわけでもなく、自然と話しが進んでいく辺りが心地よかったですし、皆さんのお話しは面白くとても良い時間が過ぎていきました。

場が暖まってきた頃を見計らってか、庭界の首領(ドン)m28e古川氏の飛び入り参加。ドン古川氏を中心にますます濃い内容へと発展。






茶室を飛び出し、古川氏による石組み解説が始まる。
写真が切れていますがそこにあった石は三尊仏を現した配置とのこと。素人目には単に転がっている石にしか見えませんでしたので面白い話が聞けました。






恐れていたトークセッションでしたがそんなこんなで話が尽きることなく4時30分予定通り終了。
そして解散となりました。
参加者の皆さま、長々とお付き合いいただきありがとうございました!


おわり


*
*
オマケ

終了後…


会長「いしげさん、どうやってここまで来ました?」

私「自転車だけど…」

会長の独り言(皆に聞こえるように)
「あ〜、行きは嫁さんに送って来てもらったから帰りの足がないんだよな〜」

私「?…」

会長「こころさん、乗せていってくれる?」

こころさん「いいよ。」


会長、安堵の薄ら笑い。


*
*
このやり取りを聞いて何かがのどの奥に引っかかるような違和感を感じつつもも、「じゃあ、お疲れさまでした〜」とあまり気にせず博物館を後に。


帰宅して間もなくすると会長からの着信。
興奮冷めずに飲みにでも誘われるのかなと電話を取る。



私「もしもし?」

会長「あの〜、僕の車って駐車場にありましたよね?」

私「は? 車? 知らないけど…。 ハッ!! そう言えば、会長って自分の車で来てたよね?」



証拠写真(よく見ると絵描き歌で笑っている…)



会長「そうなんです、車で来たことを忘れて博物館に置いてきちゃいました。」

(電話越しに、こころさんの苦笑。)

私「わははー!」


*
*
この日の会長は一日おとなしいなと思ったら、最後の最後こんなタイミングでまさかの長嶋茂雄的なうっかり珍ハプニングをかましてくれました。

さすがは会長、いや、ミスター「この会」。

我がこの会は永久に不滅です!






とでも言いたかったのでしょうか…。


真意はよく分かりませんが今後とも「この会」を宜しくお願いいたします。


この会 第四足「みょ〜に気になる妙興寺」編 終了!①



先日開催されました、この会 第四足「みょ〜に気になる妙興寺」編ですがおかげさまで無事終了いたしました。

悪運強く当日は快晴。しかも市外、県外と遠方よりお越しくださった方もいらして、楽しんでいただけるのかとても不安でしたが、始まってみれば敏腕ガイドさんのお力により私たちがすることなどはなく参加者としてすっかり楽しませていただきました。

今回もまた濃すぎる内容で、ご説明いただいた事など記していくときりがありませんのでざっくりと当日の雰囲気を記しておきます。


開催時間の30分程前に現地へ。
到着すると、すでに会長の姿が見えたのでしばらく遠目から観察。
駐車場にて立ったり座ったり車に入ったり出たりと何時にもなく落ち着きがない…かと思ったらノートを広げひとり作戦会議をしている様子。



今回の意気込みが伝わる会長の姿



付近の住民から通報されてもあれなので、声を掛け近寄るとノートにはドラえもんの絵描き歌が描いてありました…。
単なる暇つぶしだったのか。


さて、しばらくすると徐々に参加者が集まりだし、気が付けば大人と子ども合わせて総勢30名程の団体に…。



まさかの「この会」参加者



K村さん一家



そして10時を少し過ぎた所でいよいよ「この会」スタート。

ボランティアガイドの柴山さん(もちろん右側)






まずは妙興寺からご案内していただきます。



博物館側の門より



まずは入口の総門へ。



総門…

!?



K村さんが気になり総門の印象が薄れてしまいましたが、気を取り直し勅使門へ…。

門の上に掛けられた「国中無双禅刹」という文字を眺めています。



この一体感



これは後光厳天皇より賜ったもので、「国中無双禅刹」とは国内で他に並ぶものがない禅寺という意味のようです。
それを皆さんがしゃがんで見る「この会」らしからぬ一体感ある光景に感動。
開始早々に訪れたこの日のピークタイム。

そして勅使門を越え、出てくるのがこちら。



山門






そして奥に見える仏殿へ。






今回は中を自由に拝観させていただけました。
安置されているはずのお釈迦様は現在修復中とのことで代わりに大きな写真が…。残念。
しかし、その横に達磨の像があり、ただならぬオーラを放つその姿にしばらく見入ってしまう。

気になるところばかりですが、この天井画。油彩で描かれているそうで、なんともゆるい感じ。これも珍しく貴重なもののようです。



山喜多二郎太 作



気になると言えば、きっと参加者の皆さんも気になったのではないかと思われる、ガイドさんの素敵なループタイ!お洒落ですね。



こっそりループタイを激写



そして最後の見学、鐘楼へ。
こちらも立派な外観。鐘の大きさが全国で2番目のようです。
現在は使われていないようですが。



鐘楼


妙興寺散策はこれにて終了。

丁寧に分かりやすくお話ししてくださるガイドさんのおかげで大満足でした。
敷地内の緑もきれいですし本当に素晴らしいお寺です。
改めて自分の生まれ育った地にこんなにも濃厚に文化を伝えてくれる場所がある事に感謝し、まだまだ勉強不足でほとんど理解できていませんが今後もちょこちょこ訪れたいと思います。



有り難うございました!



博物館、そして午後の部につづく


2013年6月18日火曜日

この会 第四足 「みょ〜に気になる妙興寺」編 詳細



いよいよ今週末に開催される「この会 第四足」ですが、どうしたことか、今回は子どもから大人まで参加の予定をしてくれている方々が驚くほど増えて逆に困っています。
私の家族も全員参加予定に…。苦笑

参加予定者の増加を知った会長は、ようやく「この会」が世間に認められたんじゃないかと勘違いし、嬉しくて常に薄ら笑いが止まらないらしいのですが、そんなことは何も知らない地域住民からは「あの人は危険だ」と警戒されているようです。


そんなこんなで色々ありますが、当日の詳細を。

場所は一宮市博物館と隣接する妙興寺をボランティアガイドさんにご説明いただきながら見学します。
ここは「この会」が発足した場でもあり、「この会」の方向性を決定づけた奇跡のシンクロ事件が巻き起こった?場でもあります。

午後からは、博物館内の和室会議室にて、座談会を開催。
初めてのことなのでどうなるのか分かりませんが、和気あいあいとお話しでもしましょうという感じになると思います。

相変わらず手探り状態の会ですが、今回も会長の奇行が見れるのか?
そんな奇跡の瞬間を皆さんと共有できたらと思います。


*
*

みょ〜に気になる妙興寺
2013年6月23日(sun)
雨天決行

午前の部
10:00~11:30
一宮市博物館とその隣りにある妙興寺見学。

(解散&休憩)
11:30~12:45
午後の部に参加される方は各自どこかでお食事をしてください。

午後の部
13:00~16:00
本日のまとめ(博物館内の和室にて座談会)


〜解散〜


*
*

注意事項

10:00からスタートしますので、参加希望される方は10:00ちょっと前に一宮市博物館にお越しください。お申し込みは不要ですので気が向いたらお気軽にご参加ください。

ご都合に合わせて途中からの参加、午後の部のみの参加もOKです。
また、会長がキモイとか、終了後このブログのレポートで何を書かれるか怖い、等の理由での途中退場もOKですが、その際は怒りを抑えてこっそりお帰りください。

参加料はありませんが、一宮市博物館への入館料、昼食等は各自ご負担ください。
入館料:一般200円、高校・大学生100円、小・中学生50円

尚、当日博物館は貸切ではありません、他のお客様のご迷惑とならぬよう見学したいと思いますのでご協力の程宜しくお願いいたします。


※私たちの段取り不足や予定の勘違い等が毎回発生しますのでこの通りではないことをご了承ください。



*
*
オマケ

え〜 皆さま〜 どうぞ宜しくお願いいたします〜


薄ら笑いの止まらない会長(※イメージ)



2013年6月5日水曜日

この会 第四足「みょ~に気になる妙興寺」編






(注)
「この会」とは、発起人の出身地である尾張地方の文化、旧跡を適当な感じで巡る地域密着型紀行集団ですが、個人的にはそれよりも主に会長の奇行を見て楽しんでいます。



*
*
性懲りもなく「この会」第四足が開催されます。

今回のテーマは「みょ~に気になる妙興寺」編ということに決まったようで、その詳細と会長の目指すところはよく分かりませんが、取り急ぎフライヤーを作成しました。

詳細は追ってアップしていきますのでよろしくお願い致します。



*
*
2013年6月23日(日)
午前10時に一宮市博物館集合
※当日はボランティアガイドさんに案内していただきます。





「この会」会長


2013年6月2日日曜日

ロケットストーブのDIY



久し振りに工作をしました。
きっかけは先日何かの拍子にこんなストーブの存在を知ってしまい、物欲に火が…。
これはソロストーブという超小型、燃料要らずのコンロで、キャンプや登山などで活躍しそうなアイテムです。




ソロストーブ


燃料はそこら辺に落ちている小枝などと、どこでも燃料を調達できるというシンプルさに惹かれ欲しくなりましたが、登山はしませんしキャンプの時に、と言っても実際どれだけ使うのかと考えているうちに、以前より気になっていた同じように燃料要らずのロケットストーブの存在を思い出しそれを作ってみようと思ったわけです。


ロケットストーブと言えば一般的には一斗缶やペール缶などで作るようですが、持ち運びや置き場所を考えるとあまり大きくてもな…、ということでYouTubeなどで情報収集し小型のものを作成することに。
ということで、早速材料となる空き缶を資源回収にて調達。

揃えたものは、ヒートライザー(煙突)用にトマトソースやフルーツの空き缶を3つ(φ75mm×H150mm)と、バーントンネル(火がヒートライザーに引き込まれる所)用にスプレー缶1つ(φ65mm×H155mm)と、焚き口用に缶コーヒーの空き缶を1つ。
外側になる粉ミルクの缶が手に入らず、ホームセンターでペンキ缶(φ130×H170)を2つ購入。
そして断熱用にバーミキュライトを1袋。



材料一式


すでに組立ててある写真ですが、左から、ヒートライザー(煙突)
中央は外側のペンキ缶2つと、その上はバーントンネルに装着した焚き口
右は断熱のバーミキュライトです。



手順は、まずヒートライザーになる缶詰3つをワイヤーなどで固定しながら繋げ長い筒状の煙突を作り、その一番下の缶の腹にバーントンネルの缶を差し込む穴を開けます。(上の写真参照)
外側の缶の腹にも穴を開け、バーントンネルの缶を通し、中に入れたヒートライザーの穴にはめ込みます。同じ要領でバーントンネルに焚き口を装着し燃焼部分の完成。






ヒートライザーと外側の隙間にはバーミキュライトを詰めますが、バーミキュライトはとても軽いので本体の安定感を出すために一番下には石ころを入れ多少重くしてあります。

そして外側の上下を取り付け金具、ナットとボルトで繋ぐ。











缶の上部をそのまま五徳にするので、周りに通気口の穴をドリルであけてみました。
これで完成です。

そして焚き口に木片を投入すると…。






ちゃんと、煙突の方に火が引き込まれています。
今まで一度もロケットストーブを見たことがないので何とも分かりませんが、どうやら上手くいったのではないでしょうか。

しかし燃料となるちょうどいい小枝や木片がなかったのでイマイチ盛り上がらず、その後、家族で公園に行った際に小枝と松ぼっくりを収集。

そして、再度燃焼テスト。






燃料が小枝と松ぼっくりと思えない程ボーボーに燃えています。
焚き口の部分の役割がよく分からなかったので取り外しました。

そしてそのまま夕食の準備へと突入。
フライパンを乗せ、ベタですがまずはウインナーを投入。






普通のコンロと何ら変わらず焼くことができました。






厚めの鶏肉もバッチリです。






使った感想は、完全燃焼していればビックリする程煙が出ませんが、火を絶やしくすぶり始めると煙がたくさん出てしまうので絶えず小枝をくべなくてはならず、小型だからなのか火を一定に保つ調整がやや難しく感じました。
それでも七輪やコンロなどで同じだけの量の小枝や松ぼっくりを燃やしても、ここまで効率よく火力を生み出すのは難しいのではないでしょうか。

スチールの空き缶なので熱による耐久性が気になりますが予想以上に使えそうなものが出来上がり満足しています。


普段料理をする時は当然ガスや電気を使いますが、日常で小枝を燃やしてご飯を食べるというキャンプやBBQとも違う原始的な感じも面白いものでした。


と言いつつもやっぱりコンパクトなソロストーブが欲しい…。
というか余計に欲しくなってきた。



*
*
オマケ

もちろんお湯も沸かせます。



バランスがおかしい