2025年2月25日火曜日

D-102mkII 製作記 06(アンプ問題)

パッシブスピーカーを鳴らすのにアンプが必要だが、長年アクティブモニタースピーカーを使っていたのでアンプを持っていない。

アンプについは今後の楽しみとして、とりあえずは音が出たらいいかと所謂中華アンプと呼ばれる安価なデジタルアンプを候補とした。価格は2000円代からとリーズナブルで選択肢が多く、色々なレビューを見てはどれにしようかと悩む。

しかし、徐々に形になっていくエンクロージャーを見ていると楽しんで組み上げているのに特に欲しくもない間に合わせのものでいいのかと自問が始まる

なんといってもどれもこれも愛着が湧きそうにない。

確かに求めやすい価格であるし、方々で見るレビューも高い評価が多くある。
何十万円のアンプを手放しただとか本当に?と知識のない私は飛びついてしまいそうになるが、冷静に探すことにする。

ターンテーブルからDJミキサーを通すのでプリメインアンプは除外でパワーアンプの一択に。(検索していて知ったけれど、オーディオマニア界隈にプリアンプとしてDJミキサーをという選択肢があることは知らなかった。)

スペースの問題もあるし小さい方がいいのでデジタルアンプかなぁと、中華アンプ以外で色々と物色し中古も視野にリーズナブルな国内産または国内メーカーのデジアンを探る。
予算との兼ね合いで、RASTEME(廃業)その後継Amulech(廃業)、安心な現行製品のFostex AP20dなどを検討。
ほぼAP20dで決定するものの、再生ソースはレコードのみ、ミキサーもアナログミキサーなのにアンプはデジタルか…というわがままが浮上し、全くまとまらない。

そんな模索中にふと、ELSOUNDの存在を思い出す。




いつか機会があったらと思っていた説明不要の筋金入り国内メーカー。
ホームページに飛び現行製品を見ると予算的にすぐ購入できそうなものがなく悩みながら気になっていた製品を探すと出てきました。

EPWS-5V(ディスコンです)5Wという低出力の小型パワーアンプ。狭い部屋で10cmフルレンジを鳴らすには十分だろうと。
このモデルに関しては発売されていた当時に信頼できる方がレビューしていてそれがずっと頭に残っていた。
もし故障しても修理してもらえるだろうという(してくれるのかな?)安心感も。

どうにかタイミングよく入手し、ようやくアンプ問題からは解放されたが、中古で購入したのでスピーカーが完成するまではアンプの動作確認ができずモヤモヤ。

楽しみとドキドキに加えモヤモヤも入り混じる。


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