2011年12月23日金曜日

そもそもなぜ中古住宅を選んだのか

「そもそもなぜ中古住宅を選んだのか」よく周囲から言われます。

何だかんだとあちらこちら直さなきゃいけないんだったら結局新築を買った方が安いだろう、と。
その通りだと思います。
でも、これに頷けないのは一言で言えば、我が家が買えるレベルの新築を見ると、外観及び室内空間のデザインや、そもそも消耗品と見据え所狭しと建て、売り放つ姿勢が大嫌いだからです。

もちろん、金銭的に余裕があれば思い通りの家を建てることは可能だと思います。
しかし、残念ながら我が家にはその余裕は持ち合わせておりませんでした。
そんな中、何度かお手頃な価格の新築を内覧する機会もありましたが、そんな物件を見て、まぁこれでもいいか、と折れそうになる事がありましたが、プラモデルのような建て売りの家にはやっぱり心底興味が湧きませんでした。

新築が嫌なら嫌で他に選択肢があるわけで、それを見つければきっと豊かな生活が送れると思い探し続け、結果、今の家に出会いました。
正直なところ、この先何十年と住むには耐久性や耐震性など、いたる所に不安はあります。でも、新築だから絶対に大丈夫とも言い切れませんし、何よりあらかじめ用意された魅力の感じられない住宅に大金を投じてまで暮らすということにはどうしても納得がいきませんでした。

結局は何が好きか、何が嫌いかだけの単純なことだと思います。

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